VIO脱毛後にニキビが発生!?その原因とは?

せっかくVIO脱毛したのに、デリケートゾーンにニキビができてしまったら…。脱毛後にできてしまうニキビは「毛嚢炎(もうのうえん)」である可能性が高く、適切なケアが必要です。まずは「毛嚢炎」とは何なのか、ニキビとの違いについてご説明しましょう。またVIO脱毛後に「毛嚢炎」ができてしまったときの対処法や、「毛嚢炎」を防ぐ正しいケアについてご紹介します。

VIO脱毛後のニキビは「毛嚢炎」かも!?

VIO脱毛の施術を受けた後、ブツブツと肌にニキビができていることに気づいたとしたら、それはもしかしたら「毛嚢炎(もうのうえん)」かもしれません。

「毛嚢炎(もうのうえん)」とは?

「毛嚢炎」とは、肌にニキビのような小さなブツブツが現れる状態で、皮膚炎の一種です。毛穴の奥の毛根を包んでいる「毛包」に炎症が起きた状態を言います。毛嚢炎の症状としては、赤いブツブツが出たり、膿を持ったブツブツが出たりします。かゆみはないけれど、触ったり押したりすると痛みを感じる場合もあります。 毛嚢炎は1個だけができることもありますが、複数個から多い場合では数十個程度の集団のようにブツブツが出る場合もあります。

毛嚢炎は毛穴があるところにはどこにでもできるものですが、顔や背中、胸などのほか、VIOのように擦れやすい部位にもできやすい特徴があります。

ニキビと毛嚢炎の違いって?

毛嚢炎はニキビの一種にあたりますが、ニキビには毛包の炎症である毛嚢炎のほかに、毛穴が詰まっているけれど炎症がみられない「面靤(めんほう)」と呼ばれる症状など、さらに広く定義されています。

また毛嚢炎には炎症が強いものと、弱いものがあります。炎症が強いタイプは、赤くなってヒリヒリと痛みを感じ、さらに毛穴の奥までダメージが及んでいる場合です。一方、炎症が弱いタイプは、赤みが少なく、痛みやかゆみも感じない程度の場合です。炎症が強いタイプは、男性がヒゲの脱毛後に生じやすく、女性の場合は炎症が弱いタイプが多いといわれています。

毛嚢炎が出来る原因とは?

毛嚢炎ができてしまう原因は、肌にもともと存在する黄色ブドウ球菌と表皮ブドウ球菌といった常在菌です。毛穴が傷ついたり、汗で皮膚が湿ったりした状態になったときに、これらの菌が毛穴の中に入りこみ、炎症を起こしてしまうのです。常在菌は普段は肌を守るバリアとしての働きがあるのですが、脱毛で光を浴びて一時的にバリア機能が落ちてしまったときに、常在菌が肌に入り込んでしまうことがあるのです。そのため脱毛を行った後には、毛嚢炎が起きやすくなってしまうのです。

VIO脱毛後に毛嚢炎!?その対処法とは?

女性にとって大切なデリケートゾーンに、もしもブツブツと毛嚢炎ができてしまったら、大きなショックを受けてしまうかもしれませんよね。毛嚢炎は誰にでも起こりやすいもので、赤みや痛みがないうちはそれほど心配する必要はありません。でも、毛嚢炎ができたら、できるだけ早く、きれいに跡が残らずに治すことを考えましょう。

脱毛部分を清潔に

毛嚢炎の数が少ないときや症状が軽い場合は自然に治ることも多く、特に治療も必要はありません。ただし、菌による炎症が毛嚢炎の原因ですから、肌をきれいにしておくことは基本。石鹸をよく泡立てて患部をやさしく洗い、すすぎ残しがないように、しっかりとぬるま湯で洗って清潔な状態を維持するように心がけましょう。

保湿をする

肌が乾燥すると、肌のバリア機能が落ちてダメージを引き起こしやすい状態になります。毛嚢炎が起きたら、清潔に洗っておくことはもちろん、適度に保湿することも大切です。刺激の少ない化粧水などの保湿剤を、洗った後の患部にやさしくつけて、乾燥しないように気を配るようにしましょう。脱毛サロンやクリニックで軟膏やクリームが処方されていれば、それらをつけておきましょう。

市販薬で応急処置

毛嚢炎の症状が重い場合や、なかなか治らなかったり、繰り返し発症するといった場合は、市販薬を使って対処する方法もあります。「テラコートリル軟膏」や「オロナインH軟膏」などはドラッグストアなどで入手しやすく、毛嚢炎の症状に最適と言われています。これらの市販薬には抗菌成分が入っているため、炎症の原因となっている菌の働きを抑えて、症状を改善させてくれる効果が期待できます。

また市販薬での対処に不安があったり、症状が悪化している場合などは、皮膚科の医師の診断を受けるようにしましょう。抗菌薬の外用のほか、内服薬が処方される場合もあるかもしれません。

VIO脱毛後に毛嚢炎を防ぐ正しいケアの方法とは?


では、VIO脱毛の施術後に毛嚢炎にならないためには、どんなことに気をつけたらいいでしょうか。VIO脱毛の後に注意するべきポイントは、次の3つです。

正しい洗い方と保湿

毛嚢炎は肌に普段から存在する常在菌が原因であることをご紹介しましたが、それらの菌が悪さをしないためにも、肌をきれいにしておくことは基本中の基本です。ただ、脱毛直後の肌は特にデリケートな状態なので、きれいにしておくことは必要ですが、洗い過ぎもよくありません。普段使っているボディソープや石鹸などは刺激が強い場合があるため、マイルドなタイプの洗浄剤かデリケートゾーン専用の洗浄剤を使うことをおすすめします。洗浄剤をしっかり泡立てて、その泡でやさしく肌を包み込むようにしながら、手でやさしく洗いましょう。タオルやスポンジを使って強くこするようなことは厳禁です。

さらに洗い残しがないように、ぬるま湯でしっかりすすいだ後は、清潔なタオルでやさしく水分を取りましょう。タオルでごしごしと体を拭くこともやってはいけません。その後は、脱毛サロンやクリニックで軟膏やクリームが処方されたら、それをつけておきます。

シェービングがおすすめ

VIO脱毛をする場合、脱毛完了まで数ヶ月の間隔をあけてサロンやクリニックに通うことになります。そして施術前は必ず、生えているムダ毛を自分で処理しておくことで、毛根に効率的に光をあてて脱毛をすることになります。この自己処理のときに毛根部分へのダメージを極力少なくするために、シェービングを使うことをおすすめします。毛抜きや電動シェーバーでは、毛を抜いたときのダメージが大きいため、それによって毛嚢炎を引き起こしやすくなります。

蒸れやすい部位は通気性よく

VIOゾーンに限らず、湿気がこもりやすい場所は肌にニキビなどの炎症が起きやすくなります。特にデリケートゾーンは常に下着に覆われている部位のため、湿度が高くニキビが発生しやすい環境になります。夏場などの暑い季節はさらに高湿度となって毛嚢炎も発生しやすくなるため、できるだけ通気性をよくすることを心がけましょう。肌に密着した下着やパンツをはかないようにすれば、下着が患部にこすれて炎症を起こすという事態も避けられるでしょう。

VIO脱毛後にニキビを見つけたら毛嚢炎を疑って

脱毛サロンやクリニックでVIO脱毛をしてもらい、その後にデリケートゾーンにブツブツとしたニキビができていることを発見したら、まずは毛嚢炎かもしれないと考えてみましょう。赤みが少なく痛みやかゆみもない軽症なら自然に治っていく場合が多いですが、肌を清潔にしておくことが一番に大切です。また、VIO脱毛後に毛嚢炎を起こさないためにも、適切なケア方法をしっかりチェックして実行できるようにしましょう。